加味逍遥散について
いくら頑張っても妊娠することができず、不妊に悩んでいる女性も多いでしょう。不妊を改善できない理由として自身が不妊体質であることが挙げられます。
この体質を改善することで妊娠する可能性は格段と高くなります。
体質を改善する方法はたくさんありますが、そのなかでも漢方薬はとても有効です。
数ある不妊に有効な漢方薬のなかで加味逍遥散があります。
加味逍遥散とはいったいどのような漢方薬なんでしょうか?
これから加味逍遥散について
・特徴
・効果
・副作用
この3点から説明します。
特徴について
加味逍遥散は多くの生薬が配合されています。簡単に言うと4つの効果がある生薬が配合されています。
まず自律神経を安定させる柴胡と薄荷。
次にのぼせを落ち着かせる牡丹皮。
月経の調子を整える芍薬、当帰。
最後は胃腸の消化を助ける生姜、甘草です。
つまり加味逍遥散を摂取すると体のあらゆる部分が改善されることになります。
効果について
上記のように加味逍遥散はたくさんの効果がありますが、その代表が冷え性改善です。冷え性と不妊は大きく関係しており、不妊で悩んでいる女性のほとんどが冷え性を患っています。
冷え性の原因は血行不良です。
血液は食事で摂取した栄養と酸素を体内の器官に運ぶ役割があります。
血行が悪いということは生殖器官に栄養が届かないので働きが鈍ってしまい、不妊症や生理不順になってしまうんですね。
また冷え性になると病気にかかりやすくなります。
病気を患うと気持ちが沈みますよね。
このように病気により不安やストレスを抱え続けると交感神経が活発になり、女性ホルモンの分泌を妨げてしまいます。
加味逍遥散はこれらの女性ならではのトラブルを防ぐことができます。
また男性にも効果があるんですね。
実は更年期障害は女性だけではありません。男性も40代を超えるとストレスに敏感になることがあります。
これが原因で精子の質が低くなり男性不妊になってしまいますが、加味逍遥散を摂取すれば予防できます。
副作用について
加味逍遥散には副作用があります。まず食欲低減や嘔吐感、下痢など胃腸に影響があります。
そのため普段から胃腸の弱い人にはあまりすすめられません。
また偽アルドステロン症と言い、倦怠感や尿の色が茶褐色になってしまうことがあります。
使用していて体調が悪くなった場合はすぐに使用はやめましょう。
加味逍遥散のまとめ
加味逍遥散について・特徴
・効果
・副作用
この3つについて説明しました。
もし現在冷え性で悩んでいる女性はぜひ加味逍遥散を使用してみてください。